ある日この方のツイートを見かけた。
古代日本で作られていた蘇という幻の食品を覚えていますか?インドには、よく似たスイーツがあります。牛乳と砂糖を煮詰めて作ったインドスイーツ、バルフィ。甘くてとっても美味しいんです。1個5ルピー(8円) pic.twitter.com/65OeCDb5K5
— リュウサイ〈現在地🇮🇳インド〉バックパッカー旅 (@ryusaiogushi) May 24, 2021
写真もなんだかほろほろ系で美味しそう。
これは、一度食べてみたい!となった訳です。
ありがたいことに住んでいるバンクーバーは移民が多い。色々な国のお店を簡単に探検できる。しかも各国の言葉がわからなくても英語が共通語。未知の食材でも質問すれば英語で回答してくれる。飛行機に乗らなくても各国の味を試せるのがバンクーバーの素敵なところだと思う。
まずはネットでインドのお菓子やさん検索。
バンクーバーのバルフィ探しで参考にしたサイト↓
All India Sweetsはサモサをテイクアウトしに行ったことがあって、その時google mapに載ってるようなスイーツコーナーが無かったから、今回はフレイザーstのお店に行くことにした。
メインstと49thのフレイザーと49thにあるDhaliwal Sweet Shop。
ツイッターでみたのと同じようなお菓子がずらっと並んでいます!
呼び鈴を鳴らすも一向に店員さん来ない。キッチンからはおしゃべり声が聞こえる。わずかに開いたドアの隙間から人影が見えた。ハローって言ってやっと目を合わすことができた。
のに、のに、全然店員さん出てこない(笑)
呼んでも出てきてくれないので、出てくるまでショーケースのお菓子を見て待つことに。
この中のどれがミルクケーキなのかワクワク。
やっと店員さん出てきたよ。初めてインドのお菓子を買いに来て、インドのミルク菓子を探してるのと伝えた。
ミルク菓子でもいろんな種類があるよと言われ、店員さんのオススメ教えてもらうことに。
↓の写真の左上のキャラメル色のお菓子を一切れ取って試食させてくれた。やさしい。
しっとり食感、お、おいしいーー!!!これはまさしくミルクケーキの味ではないですか!食感こそは違うけど、味はまんまミルクケーキ。練乳味ですね。大好きなホロホロ食感で、もう私の好みドストライクー!おいしーー!
牛乳だけでできてるのもあれば、ひよこ豆やカシューナッツの粉からできてるのもあるらしい。丸いのもおだんごみたいで気になる。(ネットで調べたらLadduラドゥーと言ってひよこ豆の粉、ギー、砂糖でできてるそう。もちもち食感ではなさそうだけど今度食べてみたい。)
値段は量り売り。右下の4つ買ったのは試食させてもらったので店員さんおすすめ商品。他のより高いらしんだけど、どれも同じ値段で計算してくれたらしい。5種類買って$8.5位だった。一個約$0.8くらいになるのかな。一個が小さく感じるかもしれないけど、ずっしり重くて、一個食べるのに結構時間がかかる。店員さんが試食でくれたのもチビチビ何回も食べて完食してないから「こいつ、美味しいと言っときながらまずいと思ってるんじゃないか?」と疑われてたはず。一個でゆっくりお茶を飲んで食べたい感じ。和菓子と似てるね。(あぁ、和菓子もお豆でできてるから一緒なのか。)
日持ちは4〜5日位と言われたけどもっと持ちそう。
一個$1だった激安サモサも購入。
このお店の近くに混んでる八百屋さんが。店頭商品は見切り品の$1コーナーだった。
店内レジ横にバルフィ発見。1lbで$8、やっぱ高価なお菓子なんだね。
サモサも買ったし、ドリンク買って公園で一休みしよう!って思って通りの向かいをみたら、また別のインドスイーツの看板が目に入った。ラッシーが売ってるらしいので、中に入ってみることに。
本当に近所。
インド行ったことがないんだけど、さっきのお店よりも、なんだかすんごくインドちっく。インドのお経みたいなのが延々流れてる。
スイーツの種類はこっちのお店の方が豊富。マンゴーやイチゴ味のバルフィがあった。
ボリュームがあって美味しそうな惣菜!
このお店で買ってみた4種類のバルフィ。量り売りで$4位だった。
少ししか買ってないのに、こんなに立派な袋に入って出てきた。さすがお祝い用のお菓子。
どちらのお店もキンキラキンの箱入り。お祝い気分になれる。キンキラキンといえば、お菓子に張り付いてる銀箔。これはスウィートペーパーだから食べえれるそうです。見た目がアルミホイルちっくだから、食べるのに抵抗があったんですが、極薄で全く食感の邪魔にならなくて気になりません。
美味しかった順に番号つけてみました。全体的に二軒目のApna Bhaia Sweetが美味しかったです。1位〜4位はどれも同じ練乳味で美味しいハズレなし。5位6位はちょっとクセがあった。
一番好きだったのが二軒目で買った写真右上のひし形のお菓子。
断面図がこちらなんですが、まさしく半生ミルクケーキ!練乳好きにはたまらない!ミルキー!お豆のお粉が入ってるって言ってた。うん、これはリピート買いに行く!
同じひし形だから、きっとこれも美味しいはず!と思い、一軒目で買ったひし形を食べてみたんですが、全くミルキー味がしない。ねちっとした食感でただただ甘いだけでした。これはもう買わない。
見た目がホクホクしてそうでおいしそうだったから買った白いお菓子。↑上の写真で中央の白い四角いの。どちらもなんだか酸味柑橘系?。(すんごく下品な言い方で申し訳ないのですが、生乾きの雑巾のニオイがかすかに。ごめんなさい!)でもどちらの食感もホロホロで好き。
↓写真左が一軒目のミルクケーキという名前のお菓子。食感はココナッツが入ってそうな少しボソッとした感じ。味は練乳味で美味しい。真ん中上のが試食でいただいだ一軒目の美味しいバルフィ!右のオレンジ色は二軒目マンゴーバルフィ。外側が乾燥しててまさにカリッとおしどりミルクケーキだった。娘が一番喜んで食べてた。
(そういえは羊羹でも周りが固い羊羹あるよね。小城羊羹。外側カリッと、内側しっとり。乾燥しちゃったバルフィもそんな感じになってました(笑))
二軒目のお店はどれもミルキーでホロホロ食感で美味しかったなー!また行くのは二軒目だな。今度はごっついサモサも食べてみたいな。
バルフィを初めて食べた感想=乳菓の餡だ!
半生ミルキーってひと口目は思ったんですが、初めて食べたインドのお菓子なのに、なんでこんなに懐かしいんだ、大好きなんだ?って考えたんですよ。そしたら、日本の乳菓の餡にそっくりなんですよね。「博多の通りもん」が好きな人なら、このインドのバルフィはきっと好きなはず!とろり食感ではないですが。
いやー、まさか、バンクーバーで乳菓に出会えるとは!!幸せ。通りもんの餡も白あんにバター、クリーム入ってるもんね。
ツイッターでインドの生活を発信してくれてる方に感謝です!あのツイートに出会わなければ、こんなに美味しいインドのミルキー菓子に一生気付かずに生活してたんだろうな。バンクーバーでインドのお菓子を買ってみようとは思わなかったはず。バルフィを知れて幸せです。
バンクーバーにはまだまだインドスイーツのお店があるので、色々探検したいな。
ずらっと並んでるお菓子、迫力!いつかこういう光景見たいな。
この方のブログにインドのお菓子の種類が細かく載っていました!謎が解ける。たくさんある!
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